NAATIとは
NAATI(ナティ/ナーティ)とは、 National Accreditation Authority For Translators and Interpreters の頭文字をとった略称で、オーストラリアの翻訳者・通訳者の資格を認定するオーストラリアの国家機関です。オーストラリアでは、NAATIに認定された翻訳者・通訳者による翻訳や通訳が求められることがあります。
オーストラリア向けの翻訳はできますか?
弊社はNAATIの認定翻訳者ではありません。ですが、日本からオーストラリアにビザの申請などをする場合は、NAATI認証は必要なく、弊社の翻訳で対応できます。
在日オーストラリア大使館のHPに記載がございますが、
「英語以外の文書には、正規の翻訳会社または翻訳者による英訳を必ず添付してください。英訳には翻訳会社の社用箋を用いるか正式な社印・証明を付記し、翻訳会社・翻訳者の連絡先を記載してください。翻訳者は申請者といかなる形でも関係していない第三者であり、申請者と同じ住所に居住していない人物でなければなりません。」
https://japan.embassy.gov.au/tkyojapanese/passport_translate_jp.html
に弊社は該当いたしますので通常問題ありません。これまでも多数実績がございますし、オーストラリア国内の留学エージェントなどからもご依頼をいただいております。
※在日オーストラリア大使館の別のページでは、
書類を英訳して欲しいです
英文で書かれていない書類に関しては、プロの翻訳者による英文翻訳が必要です。
翻訳された文書は翻訳業者のレターヘッドを使用するか、社印、認証印の押印、及び翻訳業者/翻訳者の連絡先が明記してあるものしか認められません。NAATI(the National Accreditation Authority for Translators and Interpreters)公認翻訳者または日本でプロとして活動している翻訳会社にご依頼ください。
このような記載がありますが、内容としてはほぼ同じです。
弊社では、オーストラリア向けの翻訳としては、オーストラリアへの留学やワーキングホリデービザ申請用の戸籍謄本の翻訳や、在日中国人の方のオーストラリアビザ申請用の在留カード、住民票などのご依頼がよくあります。
また、他国のオーストラリア大使館では上記の説明が異なる場合があります。例えば、イギリスのオーストラリア大使館の該当のページでは、
Should I provide translations?
Original documents in languages other than English must be accompanied by an English translation. The English translations must be appropriately endorsed translations. In Australia, translators must be accredited by the National Accreditation Authority for Translators and Interpreters. Their accreditation details must be recorded on the translation.
Translations provided by non-accredited translators outside Australia should be endorsed by the translator with their full name, address, telephone number, and details of their qualifications and experience in the language being translated.
と説明があり、オーストラリア国外での翻訳については、「翻訳者の証明、翻訳者のフルネーム、住所、電話番号、資格・経験の詳細」が求められています。弊社の翻訳証明書はこちらにも対応しています。
翻訳証明書について
下記に弊社の翻訳証明書の説明を記載します。
認定翻訳証明書
無料で添付される翻訳証明書について説明します。日本で唯一の認定翻訳者&行政書士の翻訳証明書です。
・よくご依頼のあるイギリス・オーストラリア・スリランカに対応した翻訳証明書になっています。(他の国にももちろん通用いたします)
・弁護士、司法書士、行政書士等ほかの士業の方からもご依頼をよくいただきます。もし弊社の翻訳証明書が不要であれば、事務所名等の記載を外したPDFデータのみの納品も可能です。お気軽にご相談ください。
①さくら翻訳・国際法務事務所のロゴが入ります。事務所の訳語「Firm」はlaw firmなど弁護士事務所など法律系の事務所によく使われます。この部分に事務所情報の記載があることがオーストラリア向けの文書には要求されます。
②行政書士の訳語として「solicitor(イギリスの事務弁護士)」を使用し、「immigration lawyer(アメリカの移民弁護士)としても知られる」と説明しています。
③「true and accurate translation」の文言はイギリス向けの翻訳で要求されます。
④行政書士印:行政書士法で行政書士が作成した文書には行政書士として登録した印鑑を押さなければなりません。
⑤英文スタンプ:事務所名が入った英文のスタンプが押されます。翻訳した文書と割印も押されます。
⑥翻訳認定機関名・登録番号と、政治・経済・社会分野の認定英日翻訳者、金融・経済・法務の認定日英・英日翻訳者であることが記載されています。
⑦日本翻訳連盟の会員であることがスリランカ大使館向けの翻訳で要求されます。
⑧翻訳者の住所・経験・資格などの記載がオーストラリア向けの翻訳で要求されます。